「ひらがな」の由来、
「カタカナ」の由来、
いろは歌、など


ひらがなの由来

カタカナの由来

いろは歌
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  <ひらがなの由来>

「ひらがな」は、         
 西暦900年頃の平安時代に、  
 それまでの画数(かくすう)の多い
「万葉がな」に代わるものとして  
 考案されました。        
 字体を簡略化したものになってます。  

    安 → あ

    以 → い

    宇 → う

    衣 → え

    於 → お


    加 → か

    幾 → き

    久 → く

    計 → け

    己 → こ


    左 → さ

    之 → し

    寸 → す

    世 → せ

    曽 → そ


    太 → た

    知 → ち

    川 → つ

    天 → て

    止 → と


    奈 → な

    仁 → に

    奴 → ぬ

    祢 → ね

    乃 → の


    波 → は

    比 → ひ

    不 → ふ

    部 → へ

    保 → ほ


    末 → ま

    美 → み

    武 → む

    女 → め

    毛 → も


    也 → や

    由 → ゆ

    与 → よ


    良 → ら

    利 → り

    留 → る

    礼 → れ

    呂 → ろ


    和 → わ

    為 → ゐ(い)

    恵 → ゑ(え)

    遠 → を

    无 → ん

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  <カタカナの由来>

「カタカナ」は、西暦800年頃に、
 ひらがな同様、         
 文字を簡略表示させる目的で   
 考案されました。        
 字体の「一部」を取り入れたものが
 多くなっています。      
 (そのため、カタカナは      
  「片仮名」と書きます)     


 阿 → ア(阿の左側部分)

 伊 → イ(伊の左側部分)

 宇 → ウ(宇の上の部分)

 江 → エ(江の右側部分)

 於 → オ(於の左側部分)


 加 → カ(加の左側部分) 

 幾 → キ

 久 → ク(久の左側部分) 

 介 → ケ

 己 → コ(己の上の部分)


 散 → サ(散の左上部分)

 之 → シ

 須 → ス(須の右側部分)

 世 → セ

 曽 → ソ(曽の上の部分)


 多 → タ(多の上の部分)

 千 → チ

 川 → ツ

 天 → テ

 止 → ト(止の右上部分)


 奈 → ナ(奈の左上部分)

 二 → ニ

 奴 → ヌ(奴の右側部分)

 祢 → ネ(祢の左側部分)

 乃 → ノ(乃の左側部分)


 八 → ハ

 比 → ヒ(比の右側部分)

 不 → フ(不の左上部分)

 部 → ヘ(部の右側部分)

 保 → ホ(保の右下部分)


 万 → マ

 三 → ミ

 牟 → ム(牟の上の部分)

 女 → メ(女の下の部分)

 毛 → モ


 也 → ヤ

 由 → ユ(由の右側部分)

 与 → ヨ


 良 → ラ(良の右上部分)

 利 → リ(利の右側部分)

 流 → ル(流の右下部分)

 礼 → レ(礼の右側部分)

 呂 → ロ(呂の上の部分)


 和 → ワ(和の右上部分)

 乎 → ヲ

 尓 → ン

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★「いろは歌」

 全部で48文字。
 栃木県日光の
 「いろは坂」のカーブには
 一つ一つ「い」から「ん」までの
 名前が順番についています。


  いろはにほへと ちりぬるを
  わかよたれそ  つねならむ
  うゐのおくやま けふこえて
  あさきゆめみし ゑひもせすん

        ↓

 (これを和歌で表現すると・・)

  色は匂へど 散りぬるを

  我が世誰ぞ 常ならむ

  有為の奥山 今日越えて

  浅き夢見し 酔ひもせず


★もう一つの「いろは歌」
 (当サイトのファンの方から
  教えてもらいました)

  とりなくこゑす ゆめさませ
  (鳥啼く声す) (夢さませ)

  みよあけわたる ひんがしを
  (見よ明け渡る)(東を)

  そらいろはえて おきつべに
  (空色映ゑて) (沖津辺に)

  ほふねむれゐぬ もやのうち
  (帆舟群ゐぬ) (靄の中)


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