菫 (すみれ)


(立壷菫、黄花菫など)

(Violet)


スミレ

「立壷菫(たちつぼすみれ)」または
「立坪菫(たちつぼすみれ)」   

2009.3.22
江戸川区 清新町



スミレ 定点観測
  スミレの花が   
  開花していくようす


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(つぼみ、花)

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(花)

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(タネ)

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(タネ)


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・菫(すみれ)科。
・学名
  Viola mandshurica(すみれ)
  Viola grypoceras
        (立壷すみれ)

   Viola : スミレ属
   mandshurica : 満州地方産の
   grypoceras : 
      曲がった角(つの)の

 Viola(ビオラ)は
 「紫色の」という意味。
 学名 V へ


・開花時期は、 3/10 ~ 5/10頃。
・花の形が、
 大工道具の”墨入れ”に似ている
 ことによる。
 「すみいれ」の呼びがしだいに
 「すみれ」になったらしい。

 (私は見たことありませんが、
  木や石に直線を
  引く(描く)ときに、
  墨糸を用いる
  ”墨壷(すみつぼ)”
  という大工道具があって、
  これを”墨入れ”とも
  呼ぶそうです。
  ちなみに、筆習字をするときに
  黒い墨汁を入れるのは
  「墨入れ」ではなく
  「硯(すずり)」ですね)

 一方、”墨入れ”ができる前から
 「すみれ」の名だった、
 との情報もあるので、
 名前の由来は「謎」としておきます。

・「菫(すみれ)色」
 
・いろいろな種類がある。
 国産、外国種を合わせると
 数百種類ある。

・花とは別に、
 目立たない「閉鎖花」をつけ
 そこでタネをつくる。
・園芸品種にパンジーがある。


・別名
 「墨入れ」(すみいれ)
    → 上記参照 
 「相撲取草」(すもうとりぐさ)

・1月29日、2月1日の
  誕生花(菫)
 4月17日の誕生花(匂菫)
・花言葉は
 「思慮、思慮深い、思い」(菫)
 「奥ゆかしい、
  控えた美しさ」(匂菫)


・「春の野に
  摘(つ)みにと
  来(こ)し我そ
  野をなつかしみ
  一夜(ひとよ)寝にける」
   万葉集
   山部赤人

 「山路(やまじ)きて
  なにやらゆかし
  菫草(すみれぐさ)」
   野ざらし紀行
   松尾芭蕉


・似ている花へのリンク
 花大根  花ニラ

 垣通し  芹葉飛燕草


・似ている実、タネへのリンク
 猫の目草


・「スミレ」シリーズ
 スミレ  虫取スミレ


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