栗 (くり)


(Chestnut tree, Marron)


クリ

(花)

2005.6.11
江戸川区 清新町緑道



クリ

(実)

2004.10.2
つくば市 上郷



サムネイル画像 定点観測 1
  クリの新緑と、開花

サムネイル画像 定点観測 2
  クリの殻が割れて 
  タネが出てくるようす



写真集 1(写真7枚)へ
(若葉、つぼみ)

写真集 2(写真8枚)へ
(花)

写真集 3(写真10枚)へ
(花、実)

写真集 4(写真8枚)へ
(実)

写真集 5(写真11枚)へ
(実、黄葉)


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・橅(ぶな)科。
・学名
  Castanea crenata
   Castanea : クリ属
   crenata : 円鋸歯状の

 Castanea(カスタニア)は、
 ギリシャ語の
 「castana(栗)」が語源。
 学名 C へ


・開花時期は、 6/ 1 ~ 6/20頃。
・花は芳香がある。

・「栗花落」と書いて
 「つゆり」または「つゆ」と読む。

 栗の花は「梅雨(つゆ)」の
 初期に咲き始めることから、
 「栗花」で「つゆいり」の読みになり、
 「梅雨(つゆ)」の中頃に
  ”落花”することから
 「栗花」に「落」の字が追加されて
 「栗花落」になった、と推測する。

 読みの「つゆいり」は
 どこかで「つゆり」または「つゆ」に
 変化したらしい。

 「栗花落(つゆり)」さん
 という名前の方もいる。


・実(み)は、
 あの”針山”の栗になる。
 触ると痛い。

・「栗(くり)色」
 
・落ちた実が
 石のようであることから、
 小石を意味する古語「くり」から
 この名になったらしい。

・薬効   はれもの、湿疹、かぶれ
・薬用部位 葉、いが
・生薬名 「栗葉(りつよう)」


・「桃(もも)  栗(くり) 3年、

  柿(かき) 8年、

  梅(うめ)は酸い酸い13年、

  柚子(ゆず)は大馬鹿18年、

  林檎(りんご)ニコニコ25年」。

 実を結ぶ時期のこと。
 何事も、時期が来なくてはできない、
 というたとえ。


・フランス語では
 「Marron」(マロン)♪


・「行く秋や
  手をひろげたる のいが」
   松尾芭蕉

 「拾ひ
  ねんねんころり 云いながら」
   小林一茶

 「月夜見(つきよみ)の
  光を待ちて 帰りませ
  山路はの いがの多きに」
   良寛


・似ている花へのリンク
 全手葉椎  すだ椎

・似ている葉へのリンク
 くぬぎ


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 あ   か   さ   た 

 な   は   ま   や~

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7月  8月  9月 10月 11月 12月

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