
半化粧 (はんげしょう)
半夏生 (はんげしょう)
(片白草(かたしろぐさ))
(Lizard's tail)
(白い葉っぱと花)
2004.7.10
八王子市 高尾町
定点観測
ハンゲショウの白い葉と
白い花が伸びていくようす
写真集 1(写真9枚)へ
(新芽、若葉、白い葉っぱ)
写真集 2(写真9枚)へ
(池畔、白い葉っぱ、花)
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・毒痛み(どくだみ)科。
・学名
Saururus chinensis
Saururus : ハンゲショウ属
chinensis : 中国の
Saururus(ソーララス)は、
ギリシャ語の
「sauros(トカゲ)
+ oura(尾)」が語源。
トカゲの尾のような
穂状の花序から。
学名 S へ
・開花時期は、 7/ 1 ~ 7/20頃。
・上の方の葉っぱが、
ペンキをべったり塗ったように
白くなるのがおもしろい。
・葉の半分ほどが
白くなることから、
「半化粧」(はんげしょう)とか
「片白草」(かたしろぐさ)とか
呼ばれるが、
「半夏生(はんげしょう)」の名でも
知られる。
(タイトル名は2つ併記しました)
・花期に葉が白くなるのは、
虫媒花であるために
虫を誘う必要から
このように進化したのではないか、
といわれている(白くて目立つ)。
・花は葉と同じく白で、紐状。
・花が咲き終わって
夏の盛りの頃になると、
白い葉の白い部分は色落ちして、
ふつうの緑色っぽくなる。
■「半夏生(はんげしょう)」の
名前の由来
夏至から数えて11日目頃
(もしくはその日からの5日間)を
「半夏生」と呼ぶが、
その頃に花が咲くことから。
※「半夏生」=「1年の真ん中」
1/1~12/31の1年の、真ん中。
「7月2日」のことが多い。
「7月1日」のこともある。
タコを食べる日、で知られる。
(なんでだろ?)
なお、七十二候の「半夏生」は、
正しくは
「半夏(はんげ)が生ずる」
の意味であり、
その「半夏」とは
烏柄杓(からすびしゃく)
のことを指すが、
「半夏生」といえば
当ページの花を
思い浮かべてしまう。
・山の水辺に群生することが多いが、
都会でもときどき
植えられてるのを見かける。
・似ている花へのリンク
南京黄櫨(なんきんはぜ)
・似ている葉へのリンク
崑崙花(こんろんか)
・「葉っぱが白くなる」シリーズ
半夏生(はんげしょう)
木天蓼(またたび)
・「半夏」シリーズ
半夏生(はんげしょう)
半夏(烏柄杓(からすびしゃく))
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あ か さ た
な は ま や~
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学名(ラテン語) 科名
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7月 8月 9月 10月 11月 12月
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色の名前(あいうえお順)
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(約300種)
定点観測 ベスト集
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コーヒー、チョコ、五穀、等
(コーヒー、ジュース、お茶、
チョコ、五穀、つる(蔓)、
服にひっつく、幹がスベスベ、
紙の原料、仏教の三大聖樹、等)
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