朴の木 (ほおのき)
(朴(ほお)、朴柏(ほおがしわ))
(花)
2010. 5.16 新宿御苑
定点観測
ホオノキの若葉が広がり
花が開花していくようす
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(冬芽、つぼみ)
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(つぼみ、花)
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(花、黄葉)
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(実、タネ)
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・木蓮(もくれん)科。
・学名
Magnolia obovata
Magnolia : モクレン属
obovata : 倒卵形の
Magnolia(マグノリア)は、
18世紀のフランス、
モンペリエの植物学教授
「Magnol さん」の名前にちなむ。
学名 M へ
・「ほお」は「ほう」(包)の意で、
大きな葉に
食べ物を盛ったことからの命名。
葉はものすごくでかく、
(多分、日本の樹木の葉の中で
一番大きい?)、おにぎりが
10個ぐらい包めそうなサイズ。
本によると、
葉は長さ40cmにも達し、昔は
今でいう紙皿やアルミホイールの
用途として使われた。
・「朴葉焼き(ほおばやき)」
朴の木の葉に、
刻んだ山菜と味噌をのせて炭火で
焼いたもの。
香ばしくおいしいらしい。
・5月頃、
香りのある大きな白い花が咲く。
・幹などの材は軟らかく均質で、
今でも下駄(げた)の歯や
家具の引きだし、
版画用の板などに使われる。
・薬効 腹痛
・薬用部位 樹皮
・生薬名 「和厚朴(わこうぼく)」
・別名
「朴(ほお)」
「朴柏(ほおがしわ)」
・「吾(わ)が背子(せこ)が
捧げて持てる ほほ柏
あたかも似るか
青き蓋(きぬがさ)」
万葉集
恵行(えぎょう)
「皇祖神(すめろぎ)の
遠御代(とおみよ)
御代(みよ)は
い敷き折り
酒(き)飲むといふそ
このほほ柏」
万葉集
大伴家持
・似ている花へのリンク
コブシ 泰山木
大山蓮華 木蓮
招霊の木(おがたまのき)
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あ か さ た
な は ま や~
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雑草、空き地の草 (タンポポ、等)
山野草、高山植物 (カタクリ、等)
池・湿地の花 (ワタスゲ、等)
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食虫植物 (ウツボカズラ、等)
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薬草(薬用植物) (南天、鳩麦、等)
「実」に特徴あり (ひょうたん、等)
「葉っぱ」に特徴あり (ポプラ、等)
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ケヤキなどの高木 (杉、ヒノキ、等)
巨木、銘木 (善福寺のイチョウ、等)
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いい香り (沈丁花、くちなし、等)
ハーブ (カモミール、ミント、等)
盆栽 (BONSAI) (松、真柏、等)
飲料、チョコ、五穀、
「つる(蔓)」、服にひっつくタネ、
仏教の三大聖樹、紙の原料
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干支(えと)
(十二支 → ねうしとら~
十干 → 甲乙丙丁~)
俳句・短歌 (梅、牡丹、ハギ、等)
百人一首 (1~100)
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世界の国花 (イギリスのバラ、等)
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(おまけ)
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(一人静、百日紅、万両、等)
+ 大きい数の単位
名前に「地名」を含む花
(箱根空木、土佐水木、等)
ことわざ、故事に関する花
(いずれアヤメかカキツバタ、等)
歌のタイトルになっている花名 ♪
(マリーゴールド、Lemon、等)
珍名の花 (なんじゃもんじゃ、等)
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動画(数秒の短編モノ)
(桜吹雪、
ハスの葉の上で水玉が動く、
パッションフルーツが開花、
オジギソウがオジギする、
鹿威し(ししおどし)の
軽やかな音、等)
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