
三叉 (みつまた)
(「三椏」とも書く)
(赤花三叉(あかばなみつまた)も掲載)
「三叉(みつまた)」
2005.3.12
江戸川区 清新町
「赤花三叉(あかばなみつまた)」
2005.4.9
小田原市 入生田の紹太寺
定点観測
ミツマタの花が
開花していくようす
写真集 1(写真6枚)へ
(花芽、つぼみ)
写真集 2(写真5枚)へ
(花)
写真集 3(写真5枚)へ
(花)
写真集 4(写真11枚)へ
(葉っぱ、実、枝)
写真集 5(写真5枚)へ
(赤花三叉)
↓ 下へ
・沈丁花(じんちょうげ)科。
・学名
Edgeworthia chrysantha
Edgeworthia : ミツマタ属
chrysantha : 黄色の花の
Edgeworthia
(エッジワーシア)は、
イギリスの植物学者
「Edgeworth 夫妻」の
名前にちなむ。
学名 E へ
・開花時期は、 3/ 5 ~ 4/10頃。
・原産地は
中国中南部、ヒマラヤ地方。
江戸時代初期に渡来した、
とされるが、
万葉集の「さきくさ」の名で
歌われているのがミツマタである、
との説があり、
渡来時期が万葉時代以前なのか
江戸時代なのかは
確定していない模様。
・花芽は、
ちょっと不気味な、不思議な形。
・花は、蜂の巣が
ぶら下がったような形。
・枝が3本ずつ分岐する。
(不思議!)
これが名の由来♪
・樹皮には強い繊維があり、
和紙の原料になる。
しわになりにくく高級で、
また虫害にもなりにくいので、
1万円札などの紙幣や証紙など
重要な書類に使われる。
1876年(明治9年)に、
政府印刷局で三叉を原料として
紙幣を作ってから、
三叉の利用度が高くなった。
紙幣以外でも、
証書、地図用紙、コピー紙など
各種の紙とその原料として
幅広く使われている。
・「三椏」とも書く。
「椏」は”あ”とも読み、
「木の股」の意味がある。
・「赤花三叉
(あかばなみつまた)」は、
戦後、愛媛県の栽培地で
発見された。
ときどき見かける。
・「春されば
まず三枝(さきくさ)の
幸(さき)くあらば
後(のち)にも逢はむ
な恋(こ)ひそ
吾妹(わぎも)」
柿本人麻呂
・似ている花へのリンク
七変化(ランタナ)
・紙の原料シリーズ
パピルス 三叉 こうぞ
のり空木 とろろあおい
紙八手 ケナフ 青雁皮
↑ 上へ
__________________
俳句・短歌コーナーへ
名前に「数字」を含む花へ
(三)
__________________
あ か さ た
な は ま や~
英語名(A,B,C~)
学名(ラテン語) 科名
__________________
1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
__________________
■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■
色ならべ 200色
色の名前(あいうえお順)
__________________
★ 定点観測シリーズ
(約300種)
定点観測 ベスト集
__________________
コーヒー、チョコ、五穀、等
(コーヒー、ジュース、お茶、
チョコ、五穀、つる(蔓)、
服にひっつく、幹がスベスベ、
紙の原料、仏教の三大聖樹、等)
__________________
春の七草 秋の七草
__________________
雑草 山野草、高山植物
池・湿地の花 海辺の花
温室・観葉植物 食虫植物
__________________
野菜・果物 薬草(薬用植物)
実 葉っぱ 紅葉、黄葉
ケヤキなどの高木 巨木、銘木
__________________
いい香り ハーブ 盆栽(BONSAI)
__________________
俳句・短歌 百人一首 干支(えと)
__________________
誕生日の花 花言葉
都道府県の花・木 世界の国花
__________________
動画(数秒の短編モノ)
__________________
木へん 草かんむり 魚へんの漢字
名前に「数字」あり 「地名」あり
珍名の花
__________________
解説・使い方 更新情報
__________________
「季節の花 300」の表紙へ
↑ 上へ
__________________
Copyright(C) Since 1997
Atsushi Yamamoto.
All rights reserved.