蔦 (つた)


(アイビー、夏蔦(なつづた)、
 地錦(じにしき))     

(Ivy)


ツタ

(葉っぱが色づいた)

2007.11.11
江戸川区 江戸川球場



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(葉っぱ)

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(花、実)

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(実)

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(紅葉、園芸品種)


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・葡萄(ぶどう)科。
・学名
  Parthenocissus
  tricuspidata

   Parthenocissus : ツタ属
   tricuspidata : 
      三凸頭の、三尖頭の

 Parthenocissus
 (パルセノキッサス)は、
 ギリシャ語の 
 「parthenos(処女)
  + cissos(ツタ)」
 が語源。
 学名 P へ


・つる性でどんどん伸びる。
・山林や岸壁などに自生するが、
 街中でもときどき見かける。
・葉は浅く三裂し、光沢あり。

・巻きひげの吸盤で
 樹木や壁を伝うことから
 「つたう」(伝)の意味で
 「つた」になった。 
 壁にはわせると
 夏は建物の中が涼しくなる効果が
 あるらしい。
 松林のなかでは
 松にどんどんよじ登って、
 つるを伸ばす。


・夏に、小さい地味な花が咲き、
 秋に、黒っぽいぶどうに似た
 実がなる。
・秋の紅葉も美しい。

・昔は蔦を甘葛(あまずら)と呼び、
 早春につるを切って樹液を集め
 煮詰めて甘味料を作った。
・中国名は「常春藤」。


・別名

 「アイビー」
   ローマ神話に出てくる、
   不死の神の”バッカス”が
   かぶっている冠は 
   月桂樹と
   このアイビーでできている。

 「夏蔦(なつづた)」 
   うこぎ科で常緑の
   木蔦(きづた、
    別名 冬蔦(ふゆづた))
   と区別してこう呼ばれる。 

 「地錦(じにしき)」
   古くからの呼び名。


・「わが恋は
  深山の松に 這ふの
  繁きを人の
  問はずぞありける」
   金槐和歌集 源実朝


・夏、いろんなものにからみつく

 葛(くず)  ツタ

 ヘクソカズラ  ヤブガラシ

 カラスウリ  カナムグラ  ノブドウ


・似ている葉へのリンク
 ポトス  ポプラ

 隠れ蓑(かくれみの)


・「蔦」シリーズ
 蔦  木蔦


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