
桔梗 (ききょう)
(秋の七草の一つ)
(Balloon flower)
(花)
2002.6.27
江東区 東砂
定点観測
キキョウの花が
開花していくようす
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(つぼみ)
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(つぼみ、花)
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(花、善明寺)
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(しましま、白色)
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(実、タネ、根)
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・桔梗(ききょう)科。
・学名
Platycodon grandiflorum
Platycodon : キキョウ属
grandiflorum : 大きい花の
Platycodon(プラティコドン)は
ギリシャ語の
「platys(広い)
+ codon(鐘)」が語源。
花の形に由来。
学名 P へ
・開花時期は、 6/10 ~ 8/10頃。
・夏の花だが、
「秋の七草」のひとつに数えられる。
・漢名の「桔梗」を
音読みしたら「ききょう」。
・色は紫または白。
・■「桔梗(ききょう)色」
・開花直前の
丸くふくらんだ状態がおもしろい。
これは、開花前には花びらが
互いのふちで
くっついたまま膨れていくために、
つぼみのときは
風船のようにふっくらして見える、
ということらしい。
プチュッとつまむと
水がはじけ出る。
(花がかわいそうなので
やめましょう♪)
・薬効 せきどめ、去痰
・薬用部位 根
・生薬名 「桔梗根(ききょうこん)」
また、この薬用成分の
サポニンというものは
昆虫にとっては有毒なため、
昆虫からの食害から
自らを守っている。
(キキョウサポニンと呼ばれる)
・昔から武士に好まれたようで、
家紋に取り入れられたり、
江戸城には「ききょうの間」や
「桔梗門」の名前がある。
・万葉集に出てくる「あさがお」は、
この桔梗の
ことだろうといわれている。
・平安時代の辞書には
「阿利乃比布岐(ありのひふき)」
として載る
→ 「蟻(アリ)の火吹き」
蟻が桔梗の花びらをかむと、
蟻の口から
蟻酸(ぎさん)というのが出て、
桔梗の花の色素アントシアン
というのを変色させるために、
紫の花の色が赤く変わる。
(蟻が火を吹いたように見える)
・「桔梗」は「きちこう」とも読む。
・8月12日、9月2日の
誕生花(桔梗)
・花言葉は「清楚、気品」(桔梗)
・「桔梗の花
咲く時ぽんと 言ひそうな」
加賀千代女
「朝顔は
朝露負(お)ひて
咲くといへど
夕影にこそ 咲きまさりけれ」
(朝顔=桔梗)
万葉集 作者不詳
・秋の七草へのリンク
秋の七草
ハギ ススキ
キキョウ ナデシコ
クズ フジバカマ オミナエシ
・似ている花へのリンク
姫沙参 ソバナ
釣鐘ニンジン 蛍袋
セロペギア サンダーソニー
・実の形が似ている
蔓人参(つるにんじん)
・「桔梗」シリーズ
桔梗 千島桔梗 桔梗草
沢桔梗 岩桔梗 トルコ桔梗
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あ か さ た
な は ま や~
英語名(A,B,C~)
学名(ラテン語) 科名
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7月 8月 9月 10月 11月 12月
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色ならべ 200色
色の名前(あいうえお順)
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★ 定点観測シリーズ
(約300種)
定点観測 ベスト集
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コーヒー、チョコ、五穀、等
(コーヒー、ジュース、お茶、
チョコ、五穀、つる(蔓)、
服にひっつく、幹がスベスベ、
紙の原料、仏教の三大聖樹、等)
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