
楠 (くす、くすのき)
(「樟」とも書く)
(生薬・・樟脳(しょうのう))
(全体)
2006.5.20
水元公園
(実と葉っぱ)
2012.11.5
江東区 東砂
定点観測
クスノキの葉が春先に紅葉し、
秋、実が色づいていくようす
写真集 1(写真9枚)へ
(落葉、若葉)
写真集 2(写真6枚)へ
(花)
写真集 3(写真8枚)へ
(実、樟脳(しょうのう))
写真集 4(写真7枚)へ
(巨木)本郷弓町
写真集 5(写真3枚)へ
(巨木)明治神宮、
上野東照宮
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・楠(くすのき)科。
・学名
Cinnamomum camphora
Cinnamomum : クスノキ属
camphora : 樟脳
Cinnamomum(シナモマム)は、
ギリシャ語の
「cinein(巻く)
+ amomos(申し分ない)」
が語源で、
曲がりながら巻く形の皮と、
その芳香に由来。
学名 C へ
・関東以西の暖地に自生する。
・すごく背が高くなる。
・神社によく植えられ、
「ご神木」になったものもある。
・晩春に黄色い小さな花が咲く。
(ほとんど目立たない)
・実は秋10月頃に黒く熟す。
鳥の好物らしく、黒くなったら
数日で全部食べられてた、
というのを何回も目撃した。
・枝や葉に
樟脳(しょうのう)の香りがある、
とのこと。
(実際に匂ってみたが
よくわからなかった♪)
【樟脳(しょうのう)】
クスノキから得られる、
無色透明の固体のこと。
防虫剤や医薬品などに
利用される。
いわゆる”カンフル”のこと。
・生薬名 「樟木(しょうぼく)、
樟脳(しょうのう)」
・材は、樟脳油をとるほか、
家具や細工物に使われる。
・樹皮には割れ目がある。
・「樟」とも書く
(樟脳の樟、漢名から)。
・しわしわで、脈の線が
はっきりしている葉っぱが特徴。
(3脈のみがはっきりしている場合は
「クスノキ」ではなく
「肉桂(ニッケイ)」の
可能性がありますが、
街路樹として植えられているのは
ほとんどが「クスノキ」の方だと
思います)
・霊妙な木、神秘的な木、
という意味の
「奇(くす)しき木」から
この名になった。
・「なんじゃもんじゃ」の
別名もついている。
→ 参考 なんじゃもんじゃの木
・佐賀県の県花、県の木(楠)
兵庫県、熊本県の県の木(楠)
・似ている花へのリンク
小米空木
・似ている葉へのリンク
白梻(しろだも) 肉桂
・「楠」シリーズ
楠 犬楠(たぶの木)
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あ か さ た
な は ま や~
英語名(A,B,C~)
学名(ラテン語) 科名
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1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
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色ならべ 200色
色の名前(あいうえお順)
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★ 定点観測シリーズ
(約300種)
定点観測 ベスト集
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コーヒー、チョコ、五穀、等
(コーヒー、ジュース、お茶、
チョコ、五穀、つる(蔓)、
服にひっつく、幹がスベスベ、
紙の原料、仏教の三大聖樹、等)
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春の七草 秋の七草
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