藍 (あい)


(藍蓼(あいたで)、
 蓼藍(たであい))

(染料の色の名は    
 ”インディゴブルー”)

(Indigo plant)


アイ、アイタデ、タデアイ

(花と葉っぱ)

2010.11.13
赤塚植物園



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(花、茎、葉っぱ)


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・蓼(たで)科。 
・学名
  Polygonum tinctorium
   Polygonum : タデ属
   tinctorium : 
     染色用の、染料の

 Polygonum(ポリゴナム)は、
 ギリシャ語の 
 「polys(多い)
  + gonu(節)」が語源。
 茎の節がふくらんで
 関節のように見えることに
 由来する。
 学名 P へ


・東南アジア地方原産。
 奈良時代に中国から渡来。

・葉や根などを発酵させて
 青(藍)色の
 染料(インディゴ)を取る。
 この色を

 「インディゴブルー」
     (indigo blue) 
 と呼ぶ。
 ジーンズ等の染料になる。

 「藍」という名前そのものの

 「藍(あい)色」
 という色もある。

 また、

 「浅葱(あさぎ)色」
 という水色っぽい色も、
 この藍を染めた色の
 呼び名の一つ。


・「あい」は
 「青色」の略といわれている。
 (「あおいろ」
   →「あいろ」→「あい」)
・花はピンク色。秋に咲く。
 茎は秋深くなると赤くなる。


・薬効   虫刺され
・薬用部位 葉
・生薬名 「藍葉(らんよう)」

・薬効   解熱
・薬用部位 実
・生薬名 「藍実(らんじつ)、
      藍澱(らんでん)」


・弟子が師よりも優れることを
  「出藍の誉れ
   (しゅつらんのほまれ)」
 という。
  ≒「青は藍よりいでて
    藍より青し」

・別名
 「藍蓼(あいたで)」
 「蓼藍(たであい)」


・似ている花へのリンク
 犬蓼  姫ツルソバ


・「藍」シリーズ
 藍  山藍


・「染料」シリーズ
 ベニバナ  くちなし  ムラサキ

 藍(あい)  茜(あかね)

 ツユクサ

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