実葛 (さねかずら)
(「核葛」とも書く)
(美男葛(びなんかずら))
(実)
2006.11.17 小石川植物園
(つる)
2012. 9. 8 赤塚植物園
定点観測
サネカズラが開花して
実ができていくようす
写真集 1(写真6枚)へ
(つる、花)
写真集 2(写真7枚)へ
(実)
写真集 3(写真6枚)へ
(実)
↓ 下へ
・木蓮(もくれん)科。
・学名
Kadsura japonica
Kadsura : サネカズラ属
japonica : 日本の
Kadsura(カズラ)は
日本名の「かずら」から。
学名 K へ
・つる性の低木。
・山野などに生え、
庭木、生垣に使用される。
・葉は光沢あり。
夏に黄白色花が咲き、
秋に赤い実がかたまってなる。
実は緑から赤に変わる。
この実がきれい。
・茎の粘液は、製紙用、
鬢(びん)付け油の原料になる。
・「”実(さね)”が美しい、
つる植物(かずら)」の意味。
・「核葛」とも書く。
・薬効 滋養強壮、せきどめ
・薬用部位 実
・生薬名 「南五味子(なんごみし)、
五味子(ごみし)」
・別名
「美男葛(びなんかずら)」
男性の整髪剤に
したところから。
・「玉くしげ
みむろの山の さなかずら
さ寝ずはつひに
ありかつましじ」
万葉集
藤原鎌足
(ふじわらのかまたり)
「核葛(さねかずら)
のちも逢ふやと 夢のみに
祈誓(うけひ)わたりて
年は経(へ)につつ」
万葉集
柿本人麻呂
(かきのもとひとまろ)
「山高み
谷へに延(は)へる
玉かづら
絶ゆる時なく
見むよしもがも」
万葉集
作者不詳
「名にし負はば
逢坂山(あふさかやま)の
さねかづら
人に知られで
くるよしもがな」
後撰集
三条右大臣
(さんじょうの
うだいじん)
百人一首(25)
・「葛」シリーズ
葛 実葛 吸葛
定家葛 椿葛
青葛 青葛藤 風船葛
↑ 上へ
__________________
薬草(薬用植物)コーナーへ
俳句・短歌コーナーへ
__________________
解説・使い方 更新情報
__________________
★ 定点観測シリーズ
(約300種)
定点観測 ベスト集
__________________
ベストショット
__________________
あ か さ た
な は ま や~
英語名(A,B,C~)
学名(ラテン語)
「科名」一覧
__________________
1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
__________________
■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■
色ならべ 200色
色の名前(あいうえお順)
__________________
春の七草 秋の七草
雑草、空き地の草 (タンポポ、等)
山野草、高山植物 (カタクリ、等)
池・湿地の花 (ワタスゲ、等)
海辺の花 (はまゆう、等)
温室・観葉植物 (ヒスイカズラ、等)
食虫植物 (ウツボカズラ、等)
__________________
野菜・果物 (ナス、みかん、等)
薬草(薬用植物) (南天、鳩麦、等)
「実」に特徴あり (ひょうたん、等)
「葉っぱ」に特徴あり (ポプラ、等)
__________________
紅葉、黄葉 (もみじ、イチョウ、等)
ケヤキなどの高木 (杉、ヒノキ、等)
巨木、銘木 (善福寺のイチョウ、等)
__________________
いい香り (沈丁花、くちなし、等)
ハーブ (カモミール、ミント、等)
盆栽 (BONSAI) (松、真柏、等)
飲料、チョコ、五穀、
「つる(蔓)」、服にひっつくタネ、
仏教の三大聖樹、紙の原料
__________________
干支(えと)
(十二支 → ねうしとら~
十干 → 甲乙丙丁~)
俳句・短歌 (梅、牡丹、ハギ、等)
百人一首 (1~100)
__________________
誕生日の花 花言葉
都道府県の花・木 (青森りんご、等)
世界の国花 (イギリスのバラ、等)
__________________
木へん 草かんむり 魚へんの漢字
(おまけ)
名前に「数字」を含む花
(一人静、百日紅、万両、等)
+ 大きい数の単位
名前に「地名」を含む花
(箱根空木、土佐水木、等)
ことわざ、故事に関する花
(いずれアヤメかカキツバタ、等)
歌のタイトルになっている花名 ♪
(マリーゴールド、Lemon、等)
珍名の花 (なんじゃもんじゃ、等)
__________________
動画(数秒の短編モノ)
(桜吹雪、
ハスの葉の上で水玉が動く、
パッションフルーツが開花、
オジギソウがオジギする、
鹿威し(ししおどし)の
軽やかな音、等)
__________________
写真集 索引
__________________
「季節の花 300」の表紙へ
↑ 上へ
__________________
Copyright(C) Since 1997
Atsushi Yamamoto.
All rights reserved.