土筆 (つくし)


(「付子」とも書く)


ツクシ

(土筆とスギナ(緑色の草))

2009.3.21
向島百花園



ツクシ 定点観測
  つくしが伸びていくようす



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(土筆)

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(土筆)

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(土筆、スギナ)


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・木賊(とくさ)科。
・学名
  Equisetum arvense
     (杉菜(すぎな))

   Equisetum : トクサ属
   arvense : 原野生の

 Equisetum は、ラテン語の
 「equus(馬)
  + saeta(刺毛)」
 が語源で、
 たくさん輪生するスギナの
 細い枝の形を
 馬のしっぽにたとえた。
 学名 E へ


・春、3月から4月頃、
 あき地でときどき見かける。

・正しくは「杉菜(すぎな)」の
 胞子茎(ほうしけい)と
 いうもので、
 「付子」とも書く。
 食べられる(油いため)。
 この土筆に引き続いて、
 細い線状の
 緑の葉っぱが出てくる。

 両方とも地下で
 つながっているが、
 土筆は出てこないで
 「杉菜」がいっぱい
 生えてくるケースが多い。
 (土筆はあまり見かけない)。

  土筆(つくし)
   = 茶色の胞子茎。3月頃。
  杉菜(すぎな)
   = 緑色の細い葉。4月頃。


・「つくし」の名は、
 「澪標(みおつくし)」
 (船が港へ入る通路を
  示した杭)の
 「つくし」で、
 突き立った杭のように
 見えることから。

 また、「突く突くし
 (”突き伸びる”)」が
 由来とも。
 漢字の「土筆」は、
 土に刺した筆のような姿、から。

・蔓穂(つるぼ)の、
 開花直前の姿にそっくり。


・「くれなゐの
  梅ちるなべに
  故郷(ふるさと)に
  つくしつみにし
  春し思ほゆ」
   正岡子規


・似ている茎へのリンク
 木賊(とくさ)

 デンドロビウム


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