烏野豌豆
(からすのえんどう)
(矢筈豌豆(やはずえんどう))
(花:線路沿いの土手にて)
2005. 4. 9 小田原市 風祭
(実) タネが飛んだあと
2011. 5.19 江東区 東砂
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(花、実)
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(実、タネ)
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・豆(まめ)科。
・学名
Vicia angustifolia
var. segetalis
Vicia : ソラマメ属
angustifolia :
幅の狭い葉をもつ
segetalis : 穀作地生の
Vicia(ビシア)は、
ラテン語の
「vincire(巻き付く)」
が語源。
この属の植物に
蔓性のものが多いことから。
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・開花時期は、 2/10 ~ 5/10頃。
・春、いかにも豆科っぽい
ピンク色の花が咲く。
・春、若芽を天ぷらにすると
おいしいらしい。
・これより小さいものに、
「雀野豌豆」
(すずめのえんどう)がある。
大きめのものに
「烏」と名づけることが多い。
また、実は熟すと
黒くなることから
黒→カラス、との連想で
「烏」の名がついた、
との説もある。
・黒く熟した実は、
時期が来ると自然に爆(は)ぜて、
中のタネを外にはじき飛ばす。
飛ばすときは
実がねじれるように爆(は)ぜて、
タネを遠心力で
遠くに飛ばす仕組みを
もっているようだ。
(爆(は)ぜるところは、
片喰(かたばみ)に似ている)
1つの実に
5個ぐらいのタネが入っている。
爆(は)ぜる時季に、
群生しているところで
耳をすましていると、
「パン、パン」と
爆(は)ぜる音が聞こえる。
・別名
「矢筈豌豆」
(やはずえんどう)。
葉の先端がくぼみ、
矢筈形になることから。
・似ている花へのリンク
痰切豆 ハーデンベルギア
弱草藤(なよくさふじ)
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河原決明 ハーデンベルギア
藤 エニシダ
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